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暗号資産業界でよく使われるスラング

ダイヤモンドハンドからフリッピングまで、最もよく使われる11の暗号資産用語を解説します

コイン

RedditやTwitterで暗号資産について読んだことがあれば、頭文字、つづりの間違った単語、ゲーマーミームなどが密集しているのを100%の確率で見かけたことがあるでしょう。そして、それで困惑したかもしれません。FOMOからFUD、レーザーアイからクジラまで、最も一般的な11語のスラングについての初心者向けガイドで、暗号資産の知識を身につけましょう。

ダイヤモンドハンド

イーロン・マスク氏が5月にツイートしたように💎🙌とも表します。ダイヤモンドハンドは、Reddit上の暗号資産や株式のトレーダーに広まったミームです。この言葉は、HODLの理念(以下参照)を徹底的に守ることを意味しており、ミームコインやその他の資産の価格を吊り上げるために協力しているオンライングループで多く使われます。(これに関連して、弱気なトレーダーを軽視する言葉は何でしょうか?「ペーパーハンド」/🧻🤲です。)

FOMO

「fear of missing out(取り残される恐怖)」の略で、FOMOは、一般的に市場が急騰したときに、最も激しくなります。FOMOは、感情に支配された取引や誤った判断につながる場合があり、危険です。後からであれば、何とでも言えるので、すべての取引のタイミングさえ完璧であれば得られた利益を後悔することになります。(完璧なタイミングですべての取引ができる人は存在しません

特に、長期的には投資している資産の価値が上がると信じている場合、FOMOを緩和するために有効なのは、戦略を持ち、それを貫くことです。一般的な選択肢のひとつがドルコスト平均法(DCA)という、市場の動向を気にせずに、毎週あるいは毎月同じ金額を投資する戦略です。

FUD

「fear, uncertainty, and doubt(不安、疑念、不審)」の略です。これは、広報やプロパガンダの戦術の定番です。ネガティブな感情を引き起こすように意図した誤った情報を戦略的に流すことで、製品や技術、候補者についての世間の認識をゆがませる目的があります。

メインフレームコンピューターの設計士であり起業家のジーン・アムダール氏が、1980年代にこの言葉を広めたと言われています。同氏は、当時のIBMの営業担当者が、競合他社の製品を信頼性がなく、あてにならないと貶めようと働きかけていたことを表すために、この言葉を使いました。

暗号資産の世界では、FUDは、多くの場合(メディアや従来の金融アナリストからの)技術についての一般的な懐疑論を指しますが、特定のトークンやプロトコルの支持者が批判を和らげる目的でFUDを使うこともあります。

FUDに直面したときには、何をすべきでしょうか?もう一つの暗号資産の頭文字の定番、DYORを取り入れてみてください。これは、自身で調査するということです。

フリッピング

フリッピングとは、イーサリアムの時価総額がビットコインの時価総額をいつか追い抜くという仮説に基づいたイベントです。規模の小さい、あるいは十分に確立されていないトークンやプロトコルが大規模な競合を追い越すというような、類似の状況を説明する言葉としても使われます。

HODL

HODLは、おそらく最も普及している暗号資産スラングです。2013年のビットコインフォーラムの投稿の件名に「I AM HODLING」と酔っぱらった勢いの打ち間違いがあったことに由来しています。(本当は「holding」と書かなければなりませんでした。)

HODLは、通常「ホドル」と発音します。簡単に言えば、市場で何が起こっても、長期的に買い持ちすることです。ビットコインファンは、この言葉を後付けで「hold on for dear life(必死になって保有する)」の頭文字ということにしたほどです。

元のフォーラムの投稿は、つづりの間違いで謎めいていますが、その根底にあるメッセージには、先見の明があったのです。その当時、ビットコインの価格は1か月で1242ドルから480ドルまで急落していました。パニックに陥ったトレーダーたちは手を引きましたが、GameKyuuubi(本名はマイクというプログラマー)は売りませんでした。「このようなゼロサムゲームでは、あなたが売らなければ、トレーダーにお金を奪われることはありません」と投稿したのです。

この心情は、すぐにビットコインコミュニティ全体に広がり、無数のミームが生まれました。暗号資産は強気相場と弱気相場のサイクルを何度も経験してきましたが、ビットコインが過去10年間の極めて高いパフォーマンスの資産として台頭しているので、今のところ、少なくともHODLは有効なアドバイスになっています。(上記のFOMOの段落で述べたように、DCAによってHODLするのが有効な方法のひとつです。)

レーザーアイ

2021年、熱狂的なビットコインの支持者は、Twitterの写真に「レーザーアイ」を加えることで、暗号資産への支持を表明し始めました。NFLのスーパースターであるトム・ブレイディ氏、パリス・ヒルトン氏、イーロン・マスク氏、ワイオミング州の上院議員であるシンシア・ルミス氏、MicroStrategy社のCEOであるマイケル・セイラー氏などは、参加した有名人のほんの一部に過ぎません。このミームには、多くの場合「#LaserRayUntil100K」というハッシュタグがつけられており、暗号資産が10万ドルの大台を突破する可能性に対する支持を表しています。

ミームコイン

ドージコイン(DOGE)は最初のミームコインで、文字通り、このコインが発明された頃に人気があったミームを基にした暗号資産です。 しかし、2021年に、ドージコインの価値が急騰すると、おかしな名前のトークンが他にも大量に登場しました(スシスワップのような、誰でも簡単にトークンを上場することができる分散型取引所が、これを可能にした部分もあります)。2021年5月、イーサリアム共同創設者のヴィタリック・ブテリン氏は、インドの新型コロナウイルス感染症対策やその他の社会福祉のために、AKITA、 SHIB、Dogelon Mars(ELON)のようなDOGEにインスパイアされたミームコインで10億ドル以上を寄付しました。そのコインは、ブテリン氏が投資家であるとトレーダーに信じさせるために、氏の暗号資産ウォレットに入金されました。

Moon(またはmooning)

暗号資産が強い上昇傾向を見せているときに、トレーダーはこれを「to the moon(月へ行く)」または「mooning」と表す傾向があります。

パンプアンドダンプ

ある資産の価格を人為的に上昇させ、価格が下がる前に出金するための協調的な取り組みです。時価総額の小さい暗号資産は、バンプアンドダンプスキームに対して特に脆弱です。トレーダーのグループが協力して、時価総額の小さい特定のアルトコインの価格を引き上げようとします。価格が上がると、策士たちは、Twitter、Reddit、Discord、Facebook、YouTubeのコメントなどで、より多くの投資家を惹きつけ、さらに価格を引き上げます。資産が目標値に達すると、最初のグループは出金し、大きな利益を得ます。すると、このトークンは暴落するので、他の全員が「貧乏くじ」を引くことになります。

Rekt

FOMOに心を奪われて、パンプアンドダンプの被害者になってしまったら、どうなるのでしょうか?ボコボコに(Rekt)されます。ボコボコにされるというのは、本来はゲームのコンテクストで、大きく負けるということです。その定義は暗号資産でもほぼ同じです。

クジラ

暗号資産の最大の保有者は、クジラと呼ばれています。ビットコインの場合、一般的に、クジラは1000BTCよりも多く保有している人のことです。大多数の暗号資産トレーダーとは異なり、クジラには自分のトレードで市場を動かす潜在能力があります。bitinfocharts.comによると、2021年5月中旬の時点で、(80万件を超える有効なアドレスのうちの)トップ100ビットコインアドレスが、すべてのBTCの20%以上を保有しているそうです。