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DeFiトークンおよびアルトコインに関するガイド

From Aave to Zcash, get the info you need to decide what to trade

Altcoin tokens

暗号資産を始めたばかりの人も、何年も取引している人も、ビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)以外のコインを調べようとすると、情報量が多く混乱してしまう方も、多いのではないでしょうか。

ビットコインが普及し始めてから約10年の間に、何千ものアルトコインが登場し、投資の選択肢が増え続けています。ここ数年は、分散型金融(DeFi)プロトコルを支援するトークンが人気を集めており、今回ご紹介する暗号資産の多くもDeFiプロトコルがベースになっています。

この記事では、ビットコインやイーサリアム以外の主要な暗号資産に関する情報をアルファベット順にご紹介します。

アーべ(AAVE)

リリース:2017年11月

アーべ(Aave)は、分散型のレンディング・プロトコル(DeFiとして知られる広範なプロトコルの一部)で、ユーザーは暗号資産を預けてAPYリワードを獲得したり、そのコインを担保にし他の暗号資産を借りたりすることができます。銀行のような仲介者ではなく、スマートコントラクトを利用することで、ユーザーは自分の暗号資産を貸し借りしたり、利息を得たりすることができます。

アーべは、保有者にプロトコルの今後の方針に対する発言権を与える「ガバナンス・トークン」です。このトークンはステーキングにも対応しているため、保有者は報酬を得ることができます。

アーべ・プロトコルは、貸し出しプールの作成を容易にします。自分の暗号資産の一部を貸し出したい場合は、プールに預けることができます。預けられた暗号資産を借りたい人は、十分な担保を用意すれば、アーべ・プールから引き出すことができます。(Aaveはフィンランド語で幽霊を意味します)

仕組み:

  • プロトコルが発行するトークンには、ネイティブのアーべ・トークンとaTokensの2種類があります。

  • アーべ・トークンは、保有者にプロトコルのガバナンスに対する発言権を与えるだけでなく、手数料の割引やプロトコルのサービスの一部を無料で利用できるなどのメリットがあります。

  • aTokensは、貸し手がレンディングプールに預けることで受け取ることができ、貸し手は利息を受け取ることができます。(例えばETHを預けた場合、代わりにaETHを受け取ることができます。ETHをAaveから引き出すと、aETHは自動的にETHに戻されます)。

  • ユーザーがアービトラージの機会(ある暗号資産がある取引所では他の取引所よりも高く評価される場合)を利用し、DeFiエコシステムで利益を最大化できるように、アーべはフラッシュローンも提供しています。このローンは、担保を必要とせず、瞬時に決済されます。ただし、借りた金額を同じ取引内で返済し、0.09%の手数料を支払わなければ、すべてのプロセスがキャンセルされ、資金は借りられません。

注意点:

アーべの標準的なローンは、借り手が提供する担保(ETHなど)を必要とします。暗号資産は変動する可能性があるため、アーべを使って暗号資産を借りる場合は、担保を慎重に選ぶことが重要です。  担保の価値が一定の閾値を下回ると、清算される可能性があり(つまり、お金は戻ってきません)、追加の手数料が発生する場合もあります。

このような理由から、ステーブルコインが人気の高い担保オプションとなっています。ご利用時は利用規約をよくお読みください。

アルゴランド (ALGO)

リリース:2019年6月

アルゴランド(Algorand)は、イーサリアムのような類似のプロジェクトをベースに、スケーラビリティーやセキュリティーを向上させ、ネットワーク上の取引が 「ファイナルティ」とみなされるまでの時間を短縮することを目指しています。

開発者は、アルゴランドを使用して、ローンや分散型取引など様々な用途の分散型アプリケーションを開発することができます。このアプリケーションは、高速で低コストの取引処理を利用しながら、多数のユーザーに対応し拡張することができます。

仕組み:

アルゴランドのノードは、PPoS(Pure Proof of Stake)と呼ばれるプロセスを通じて、ブロックチェーンに表示すべき内容について合意に達します。このプロセスでは、(ビットコインのようなProof of Workマイニングシステムではなく)ステーキングシステムを使用して、新しいトランザクションを検証し、新しいクリプト・トークンを発行します。

アルゴランド・ネットワークの参加者(またはノード)は、手持ちのALGOの一部を賭けて、検証済みの新しい取引ブロックを提案するために無作為に選ばれるチャンスと引き換えにすることができます。勝利者には新しいALGOが与えられます。

注意点:

アルゴランドのようなPPoSシステムは、ビットコインのようなプルーフ・オブ・ワーク・ブロックチェーンよりも電力消費の面で効率的です。なぜなら、ビットコインのように、何千人ものマイナーがエネルギーを費やしてパズルを解き、ブロック報酬や取引手数料を獲得するチャンスを獲得することに頼らないからです。

ビットコインキャッシュ(BCH)

リリース:2017年8月

ビットコインは当初、オンラインでの取引に使用できるデジタル通貨として開発されました。その後、 ビットコインは、いわゆる「デジタルゴールド」のような貯蓄用途へと進化しました。ビットコインキャッシュは、インターネットに接続している人であれば誰でもアクセスできる、大容量かつ低料金のネットワークを介して、従来のピア・ツー・ピアの現金のアイデアを継続するために作られました。

仕組み:

ビットコインキャッシュのブロックチェーンは、ビットコインのブロックチェーンをベースにしていますが、明確な違いが何点かあります。一番大きな違いは、ビットコインの最大ブロックサイズが1MBであるのに対し、32MBに増加していることです。ブロックサイズが大きくなったことで、ビットコインキャッシュはビットコインよりも高速に取引を処理すると同時に、手数料が安くなり、1秒あたりの取引容量も増加しています。

注意点:

ビットコインキャッシュは、ほぼすべての取引所で利用でき、PayPalでもサポートされています。しかし、ビットコインよりも高速で安価になるように設計されていても、ビットコインユーザーがオリジナルのビットコインを捨てて、新しいバージョンに乗り換えたわけではありません。

カルダノ(ADA)

リリース:2017年9月

カルダノ(Cardano)は、次世代のイーサリアムのアイデアを進化させ設計されました。スマートコントラクトを実行するための、柔軟性、持続性、拡張性のあるプラットフォームを目指しており、これにより、分散型金融アプリ、新しいクリプト・トークン、ゲームなどを幅広く開発することができます。

カルダノ上のネイティブ暗号資産はエイダ(ADA)で、価値の保存、支払いの送受信、カルダノ・ネットワーク上でのステーキングや取引手数料の支払いに使用することができます。より詳しい情報は、カルダノに関する記事をご覧ください。

仕組み:

  • カルダノの目標は、最も環境に優しいサステナブルなブロックチェーンプラットフォームになることです。現在、ビットコインやイーサリアムが採用しているエネルギー集約型のプルーフ・オブ・ワーク方式ではなく、ウロボロス(Ouroboros)と呼ばれる独自のプルーフ・オブ・ステーク方式のコンセンサスメカニズムを採用しています。(イーサリアムもETH2のアップグレードにより、プルーフ・オブ・ステーク方式に移行しています)プルーフ・オブ・ワークとプルーフ・オブ・ステークの違いはこちらの記事をご覧ください。

  • また、 カルダノ・ブロックチェーンは、「Cardano Settlement Layer (CSL)」と「Cardano Computing Layer(CCL)」という2つの独立したレイヤーに分かれています。CSLには、アカウントと残高の台帳が含まれています(また、ウロボロス・コンセンサス・メカニズムによってトランザクションが検証される場所でもあります)。

  • CCL層は、ブロックチェーン上で実行されるアプリのすべての計算が、スマートコントラクトの操作によって実行される場所です。

  • ブロックチェーンを2つの層に分けたのは、 カルダノのネットワークが1秒間に100万件もの取引を処理するのを助けるためです。

注意点:

2021年5月現在、スマートコンタクト機能はまだカルダノ上で展開されていません。

チェーンリンク (LINK)

リリース:2017年11月

チェーンリンク(LINK)は、リンク・イーサリアム・トークンを利用した分散型のオラクルネットワークです。オラクルは、分散型金融(DeFi)において重要な役割を担っています。中央集権的な機関が存在しない場合、オラクルはDeFiアプリが正確な外部データ(特に価格)を受け取るための主要な仕組みとなっています。チェーンリンクが開発されるまで、スマートコントラクトやDeFiアプリが外部の市場価格にアクセスするための信頼できるソリューションはありませんでした。

仕組み:チェーンリンクは、コンピュータのグローバルネットワーク(または「ノード」)がチェーンリンクのオラクルに正確なデータを提供することにインセンティブを与えるように設計されています。現在、さまざまな資産の価格データ、気象データ、位置情報などを提供するオラクルが稼働しています。

チェーンリンクは、ネットワーク上のサービスへの支払いや、ノードが検証可能なほど誠実な作業を行い、正確なデータを提供することを奨励するために使用されるトークンです。

注意点:

ノードになり、チェーンリンクのオラクルにデータを提供するためには、ホルダーはリンク・トークンをスマートコントラクトにステークする必要があり、これは不正行為や偽のデータをネットワークに提出しないためのインセンティブとして機能します。

コンパウンド (COMP)

リリース:2018年9月

コンパウンド(Compound)は、ユーザーが暗号資産を預けてAPYの報酬を得て、その担保で他の暗号資産を借りることができる分散型のレンディング・プロトコルです。このDeFiのアプリたちは、主にイーサリアム・ブロックチェーン上で稼働しています。

仕組み:

  • ユーザーがコンパウンドに資産を提供すると、直ちにその預金に対する利息を受け取ることができます。その後、提供した担保の価値に応じて、借入限度額が決定されます。

  • コンパウンドに資金を入金すると、代わりに特別なcTokenを受け取ることができます。例えば、米ドルコインをコンパウンドに入金すると、ウォレットにcUSDCが入っており、米ドルコインを引き出すと、ウォレットからcUSDCが消えます。(cUSDCは他のトークンと同様に保有、譲渡、取引することもできます)

  • 現在、コンパウンドに預けるクリプトの利回りは、cTokensの形での利息と、ネイティブCOMPトークンでの報酬という2つの形で提供されています。各コンパウンド市場の金利は動的で、需要と供給に基づいて決定されます。

  • また、COMPトークンの保有者は、プロトコル自体の今後の方針についても投票することができ、コンパウンドは完全に分散化されたかたちで運営されています。

注意点:

従来の金融では、ある資産を供給して別の資産を借りるモデルを 「有担保型融資 」と呼びます。これにより、投資家はより多くの市場へのエクスポージャーを得ることができ、借りた暗号資産を活用して他の暗号資産に投資するといった高度な取引が可能になります(ただし、担保を失う可能性があるなど、担保融資にはリスクがあることに注意してください)。

コスモス (ATOM)

リリース:2019年3月

コスモスは、開発者が独自のブロックチェーンを構築し、それぞれのブロックチェーンがコスモス・ネットワークを介して相互に接続されることで、「ブロックチェーンのインターネット」となることを目指しています。ATOMはステーキングや、全てのブロックチェーンをつなぐ「グローバルハブ」として使用されるネイティブな暗号資産です。

仕組み:

コスモスの目的は、NFTマーケットプレイスから分散型取引所まで、あらゆる分散型アプリケーションをそれぞれの専用ブロックチェーン上で実行できるようにすることで、より速く、より安価に実現することです。

  • 独立したブロックチェーン(「ゾーン」と呼ばれる)はすべて、ブロックチェーン間の通信プロトコル(IBC)によって相互に接続されています。

  • また、コスモスは、開発者が特定のユースケースに合わせてカスタマイズ可能なブロックチェーンを素早くに開発できるよう、あらかじめ組み込まれたモジュールを提供します。

  • コスモスのコンセンサス・エンジンである、IBCプロトコルおよびソフトウェアの開発キットは、開発者が他の主要なブロックチェーンプラットフォームに期待するセキュリティや取引コスト、スピードを維持しながら、使いやすさとブロックチェーン間の相互運用性を実現するように設計されています。

ダッシュ (DASH)

リリース:2014年1月

ダッシュ(Dash)は、デジタル(Digital)とキャッシュ(Cash)から名前がつきました。当初、開発者が重視したのは、ユーザーのプライバシーと匿名性の確保でした。

近年では、強力な暗号化機能やプライバシー保護機能を備えていることに加えて、日常的な取引に使える便利な決済手段として位置づけられるようになっています。

仕組み:

ダッシュは、ビットコインのプルーフ・オブ・ワークやカルダノのプルーフ・オブ・ステークとは異なる、独自のコンセンサス・メカニズムを使用しています(ベースはステーキング)。

  • ネットワーク上のすべてのノードから取引の確認を求めるのではなく、「マスターノード」と呼ばれる特別なバリデーターが、取引を即座に確認できます。

  • 各マスターノードは、少なくとも1,000枚以上のダッシュをステークしなければならないため、正直であることが奨励されています。マスターノードが不適切なトランザクションを検証した場合、このステークされたダッシュは「スラッシュ」されます。 

  • マスターノードは、取引を検証する仕事をする代わりに、リワードを獲得します。

注意点:

ダッシュは、自治と自己資金も確保できるように設計されています。これにより、ダッシュは支払いの送受信を行うためのサステナブルで有用な暗号資産として位置づけられています。

ドージコイン(DOGE)

リリース:2013年12月

ドージコイン(DOGE)は、コミュニティーに愛される「ミームコイン」として、存在感はあったものの、当初の時価総額は、そこまで高くありませんでした。しかし、2021年ドージコインは、時価総額でトップ10にランクインするほど価値が上昇しました。

ドージコインは、ビットコインのパロディー版として2013年の末に開発された当初から、オンラインコミュニティのファンに大人気でした。2014年のソチ冬季オリンピックの際、ジャマイカのボブスレーチームを大会に参加させるための寄付手段として利用された話は有名です。

注意点:

希少性が高くインフレに強いビットコインとは異なり、ドージコインは量が発行量が多いことが特徴です。現在、約1,300億枚のDOGEが流通しており、マイナーは毎分1万個のDOGEを発行しています。

エンジンコイン (ENJ)

リリース:2018年7月

エンジンコイン(ENJ)は、NFTのバーチャルグッズの作成と管理を支援するエコシステムです。エンジンコインは、唯一無二のデジタルアイテムを作成・販売するためのツールを提供しています。プラットフォームの目的は、ユーザーが自分のデジタル・コレクターズアイテムの真の所有権にアクセスし、簡単に取引できるようにすることです。

仕組み:

ENJトークンは、このプラットフォーム上の暗号資産です。ネットワークにで新しいNFTが発行されると、事前に決められた量のENJがトークンとしてミントされます。ロックされた資金は、新たに製作された商品に現実世界での価値を与え、各アイテムはいつでも基盤となるENJに戻すことができます。

また、エンジン・プラットフォームでは、イーサリアム・ブロックチェーン上に独自のNFTを構築し、ゲームエコシステムやアプリへの統合を可能にするツールを開発者に提供するソフトウェア開発キット(SDK)を提供しています。また、このプラットフォームでは、独自のネイティブNFTマーケットプレイスと、NFTをサポートするウォレットを管理しています。

注意点:

エンジンコインで作成されたNFTはERC-1155と呼ばれる規格を使用しています。これは独自に開発されたもので、NFTアートプロジェクトCryptopunksによって開発された、一般的なERC-721規格とは異なります。

イオス(EOS)

リリース:2017年7月

イオス(EOS)は、イーサリアムを代替することを目指しています。イオスは、分散型アプリケーションのためのブロックチェーンなかインフラを提供し、「ブロックチェーン・コンピュータ」として機能し、開発者が独自のスマートコントラクトや分散型アプリケーション(またはdapps)を作成、デプロイ、ホストすることを可能にします。

仕組み:

イオスは、並列処理などのイノベーションにより、高い手数料や長い待ち時間なしで、何千ものdappsをサポートすることができると主張しています。

このブロックチェーンは、大規模なユースケースにブロックチェーン技術を採用しようとしている商業開発者や金融機関にとって魅力的かもしれません。このネットワークのネイティブトークンであるイオスは、ブロックチェーン上の取引やアプリケーションを動かすために使用されています。また、デリゲート・プルーフ・オブ・ステークと呼ばれるコンセンサスモデルを採用しており、ステーキングで報酬を得ることができます。

注意点:

イオスは、今日のブロックチェーン・アプリケーションの開発者が直面している課題、(特にスピード、スケーラビリティ、プログラム設計の柔軟性)に焦点を当て、開発者とエンドユーザーが簡単に導入できるように設計されました。

ファイルコイン (FIL)

リリース:2020年10月

ファイルコイン(FIL)は、DropboxやAmazon Web Servicesのようなクラウドストレージ製品に対抗する、分散型のピア・ツー・ピアネットワークであるファイルコイン・ネットワークを動かす暗号資産です。ファイルコインを介して保存されたデータは、ネットワーク全体に分散され、従来の中央サーバー型ストレージとは異なります。

FILトークンは、ストレージサービスを利用・提供する際の対価としてだけでなく、ファイルを長期にわたって確実に保存するための経済的なインセンティブとしても利用されます。

仕組み:

ファイルコインは、データを保存・取得するための、より速く、より安く、より信頼性の高い分散型インフラを提供することを目的としています。ファイルコインは、従来のクラウドストレージと同様に、開発者がストレージスペースをレンタルできるマーケットプレイスとして機能します。しかし、1つのプロバイダーにファイルを託すのではなく、ファイルは分割され、グローバルに分散したコンピュータネットワークによって提供されます。

  • ファイルコイン・ネットワークでは、データを保存するストレージ・マイナーと、ファイルを取得するための帯域を供給するリトリーバル・マイナーの2種類のマイナーが使用されています。

  • クライアントとネットワークの間のコミュニケーションは、ストレージ・ディールとリトリーバル・ディールという2種類の「ディール」を介して行われます。

  • ストレージ・ディールでは、クライアントはデータを保存するマイナーを選択し、ストレージの支払いに必要な資金をロックアップします。契約が承認されると、ファイルはマイナーによって転送・保管されます。マイナーは、クライアントがロックアップした資金から報酬を受け取るために、チェーンに対して継続的にストレージの証明を提供します。もし、証明を提供できなかった場合(あるいは証明が遅れた場合)、マイナーはペナルティを受ける。

  • リトリーバル・ディールでは、クライアントは検索マイナーに支払いを行い、ネットワークからデータを抽出します。(これらの取引は「オフチェーン」で実行されます。つまり、マイクロペイメントチャンネルを使用して、データを取り出すマイナーに報酬を与えるのです。

注意点:

FILのマイニングは、互換性のあるコンピュータさえあれば、誰でも始めることができます。自分のハードディスクの容量をネットワークで使用できるようにして、報酬を得ることができます。マイニングの構成は、1台のデスクトップコンピュータから大規模なサーバーファームまで様々です。

グラフ (GRT)

リリース:2019年1月

グラフは、ブロックチェーンのデータにインデックスを付けて照会するための、分散型でオープンソースのプロトコルです。GRTは、グラフのエコシステムを促進するイーサリアム・トークンです。GRTは、データの提出や検証によって貢献するネットワーク上の参加者への支払いに使用されます。

仕組み:

グラフは、検索エンジンがウェブにインデックスを付けるのと同じように、イーサリアムやファイルコインなどのネットワーク内のブロックチェーンデータにインデックスを付けることを目的としています。このデータはサブグラフと呼ばれるオープンなAPIにまとめられており、開発者はGraphQL APIを使って簡単にデータを照会することができます。データにアクセスできるようにすることで、グラフは、DEXのような分散型金融(DeFi)アプリケーションに、効果的な運用に必要なデータを提供します。

  • インデクサーは、GRTトークンと引き換えに、クエリを処理する権利、インデックスを作成するサブグラフを選択する権利、そしてその作業を行うことでAPY報酬を得ることができます。

  • キュレーターは、ネットワーク上のサブグラフの品質を検証することで貢献します。

注意点:しかし、誰でもGRTの一部をインデクサーに委任し、クエリとインデックス作成の報酬を受け取ることができます。

インターネットコンピューター(ICP)

リリース:2021年5月

インターネットコンピューターの基本的なアイデアは、新しい種類の分散型インターネットとグローバルコンピューティングシステムを構築することです。世界中の独立したデータセンターが一緒になって、現在のインターネットの大部分を動かしているクラウドサービス(Amazon Web ServicesやGoogle Cloudのようななサービス)に代わるもの開発します。

ICPトークンには何点かの主要用途があります。それは、ガバナンス・トークンとしての役割(所有者がICPプロトコルの将来の開発に発言権を持つ代わりに、所有するICPの一部をネットワークに「ロック」することを可能にする)、ネットワークから参加データセンターへの善行の報奨、そしてネットワーク上の取引手数料の支払いに使用されることです。

仕組み:

ICPを、クリプトを処理能力に変換する方法の1つと考えてみてください。このネットワークは、開発者のプロジェクトが必要とするコンピューティングパワーの量に応じて料金を設定します。料金が支払われている限り、ウェブサイトはパブリックなインターネット上で直接実行されます。

注意点:

分散型ネットワークでは、悪質なコンテンツをホストした責任を誰が負うのでしょうか。インターネット企業は、ある程度の節度を持って運営する反面、いつでも恣意的にユーザーをプラットフォームから追い出すことができてしまいます。理想は、インターネットコンピューターが分散型のガバナンスを用いて、このような課題を解決できることです。

ライトコイン (LTC)

リリース:2011年10月

ライトコインは(LTC)最も古い暗号資産の一つです。2011年にビットコインのフォークとして誕生し、より速い取引時間と低いコストを実現しています。

仕組み:

ビットコインのフォークであるライトコインは、基本的なロジックやアーキテクチャの変更を目的としていません。使用方法やデザインはビットコインとほぼ同じですが、取引の確認時間が短縮され、コストが大幅に削減されています(市場の状況によっては50分の1にもなります)

注意点:

ライトコインは、そのスピードと比較的低い手数料により、決済手段や価値の移転手段として魅力的ですが、ネットワークのマイナー数がビットコインに比べて著しく少ないため、ネットワーク全体のセキュリティの面ではマイナスの影響があります。

MakerDAO (MKR, DAI)

リリース:2017年12月

MakerDAOは、イーサリアム・ブロックチェーン上に構築された分散型の組織で、ユーザーが暗号資産を貸し借りできるDeFiプラットフォームを運営しています。そのネイティブトークンはDAIと呼ばれるステーブルコインです。

DAIはERC-20トークンであり、イーサリアムのブロックチェーン上で動作します。1米ドルの安定した価値を維持するように設計されています。MKRは、MakerDAO DeFiサービスのユーザーに発行されるガバナンストークンです。組織の将来に対する発言権を持ちます。

仕組み:

MakerDAOは、ユーザーが提供した資産を担保としてスマートコントラクトに閉じ込め、新たに作成されたDAIトークンと交換する「オーバーコラテラル」と呼ばれるプロセスで機能します。

MakerDAO DeFiレンディングプラットフォームは、スマートコントラクトの集合体を介して動作し、ユーザーは中央集権的なローンプロバイダーを介さずに暗号資産の供給と借り入れを行うことができます。

ユーザーは、自分の暗号資産の一部をプラットフォーム上のスマートコントラクトに預けることでDAIを作成します。DAIが作成されると、それはイーサリアムのブロックチェーン上のトークンとして機能し、他の暗号資産と同様にウォレット間で価値の移転を促進することができます。DAIが送金媒体として有用なのは、各トークンが常に1米ドルの価値を目指しているため、取引期間中に価値が大きく変動することがないからです。このような安定した暗号資産は、ステーブルコインと呼ばれています。

DAIを作るために預けた資金は、DAIローンと手数料を支払うことで即座に引き出すことができます。

注意点:

MakerDAOは、2020年に10億ドルのトータルバリューロック(TVL)を達成した最初のDeFiプロトコルです。

オーキッド (OXT)

リリース:2019年12月

オーキッドは、デジタル・プライバシーや検閲への関心が高まっている中、VPNサービス(Virtual Private Network)のような、インターネットの閲覧やオンライン・サービスの利用をプライベートかつ安全に行うためのツールとして普及しています。

オーキッドは、従来のVPNサービスの機能を、セキュリティと匿名性の利点があるブロックチェーン技術を利用し、拡張させることを目的としたクリプトベースのVPNサービスです。

OXTはイーサリアム・トークンで、オーキッドのVPNサービスを利用する際の安全な支払い手段として機能します。

仕組み:オーキッドのネットワークには、2つのカテゴリーのユーザーがいます。

  • 帯域幅ユーザーとは、VPNを利用するお客様のことです。(Android、iOS、Macに対応しています)。

  • 帯域幅プロバイダーは、余剰のインターネット帯域幅をユーザーに提供するために、OXTトークンをステークしているオーキッド・ノードです。その代わりに、OXTトークンで報酬を受け取ります。OXTトークンを多く積めば積むほど、報酬を得るチャンスは大きくなります。

帯域幅提供者は、責任ある行動をとるためのインセンティブとして、OXTを出資することが求められています。

しかし、OXTをステークすることで利益を得るためには、フルバンドウィズのプロバイダーである必要はありません。OXTの保有者であれば誰でも、自分のトークンの一部をフルバンド幅のプロバイダーとのプールにステークすることができます。

注意点:オーキッドは、信頼できる高品質の帯域幅プロバイダーの分散型ネットワークを提供することを目的としており、ユーザーは中央集権的なVPNサービスに頼るのではなく、プライベートにインターネットにアクセスすることができます。

オーエムジー(OMG)

リリース:2017年7月

目的:

オーエムジー(OMG)は、企業やDeFiアプリが、ブロックチェーンを使って様々なデジタル通貨とフィアット通貨(ドルや円など中央銀行が発行した通貨)の間で価値を移動させるシステムを構築し、高速、安価、安全な金融ツールやサービスを実現するために設計されました。

イーサリアム・ブロックチェーンの上に構築されたOMGは、他のブロックチェーンネットワークや従来の決済業者と統合し、企業があるブロックチェーンから別のブロックチェーンに価値を移動させたり、ブロックチェーンと、VisaやSwiftなど従来の決済業者との間で、資金を移動できるようにすること目的としています。

仕組み:

OMGは、OmiseGoという名前で知られており、主流のウォレットに統合できるように設計された、レイヤー2のイーサリアム・スケーリング・ソリューションです。OMGはイーサリアム・ブロックチェーンの上で動作し、ユーザーはイーサリアム・トークンをイーサリアム・ブロックチェーン上で直接送金するよりも速く、安く送金することができます。OMGの保有者は、自分のトークンの一部をステークすることもでき、これによりネットワークの安全性を保つことができます。OMGの一部を出資すると、OMGネットワークがエンドユーザーから生み出す手数料全体のうち、一定の割合を獲得することができます。

注意点:

OMGは、取引にどのような通貨やブロックチェーンが関わっていても、手数料は同じです。この機能は、特に決済処理業者や金融機関にとって便利なものとなるでしょう。

Polkadot (DOT)

リリース:2020年5月

ポルカドットは異なるブロックチェーンを接続するプロトコルであり、(例えばビットコインとイーサリアムのように)これまで互換性がなかったネットワーク間の価値やデータの送信を可能にします。また、高速で拡張性が高い設計になっています。DOTトークンはステーキングやガバナンスに使用するほか、Coinbaseやその他の取引所で売買できます。 

ポルカドットの開発者には、イーサリアムの共同創設者であるギャビン・ウッド氏が含まれています。ポルカドットは2020年5月26日にローンチされました。非営利団体のWeb3 Foundationは、ポルカドットのオープンソースコードを保持する主たる研究機関です。 

How does Polkadot work? The Polkadot network includes a main blockchain called the “relay chain” and many user-created parallel chains (or “parachains”). It also has a connecting layer, or “bridge,” that allows value and data to be transferred between most blockchains — and can even be used to connect to non-blockchain databases. 

The reason Polkadot can process so much information is because the many parachains do a lot of the heavy lifting for the main relay chain. As a result, the Polkadot network can process more than 1,000 transactions per second, compared to about 7 for Bitcoin and 30 for Ethereum. As the network grows and more parachains are added, Polkadot should get even faster, with speeds that could hit a million transactions per second.

Keep in mind… The Polkadot token (DOT) serves two main functions within the Polkadot network: it’s a governance token, which allows holders to have a say in the future of the protocol, and it’s used  for staking, which is the way the Polkadot network verifies transactions and issues new DOT. DOT can be bought and sold on exchanges like Coinbase

ポリゴン (MATIC)

リリース:2017年10月

ポリゴンは、イーサリアム・ブロックチェーンと並行して動作する「レイヤー2」または「サイドチェーン」スケーリングソリューションであり、スピーディーな取引と低い手数料を可能にします。MATICは、このネットワークのネイティブな暗号資産で、手数料やステーキングなどに使用されます。MATICという名前は、ポリゴンの開発の初期段階に由来しています。2017年10月にMatic Networkとしてローンチした後、開発者は2021年初頭にポリゴンとしてリブランディングしました。 

仕組み:

ポリゴンは、急行列車のようなものだと思ってください。通常の列車と同じルートを走りますが、停車駅が少ないため、移動速度が非常に速いのです。新しい MATIC を作成してネットワークを保護するために、ポリゴンはプルーフ・オブ・ステークのコンセンサス・メカニズムを使用しています。(保有する MATIC から収益を得る方法の 1 つである、ステーキングが利用できる。)

  • バリデーターは、新しい取引を検証し、ブロックチェーンに追加します。その代わりに、手数料や新しく作成されたMATICの一部を受け取ることができます。バリデーターになるためには、フルタイムのノード(コンピュータ)を稼働させ、自分のMATICをステークする必要があります。もしエラーや悪意のある行為をすれば(あるいはインターネットの接続に不具合があっても)、ステークしたMATICの一部を失う可能性があります。

  • デリゲーターは、信頼できるバリデーターを介して間接的に自分のMATICをステークします。これは、ステークの中でもかなりコミットメントの低い方法です。もしバリデーターが悪意を持っていたり、エラーを起こしたりすると、ステークしたMATICの一部または全てを失う可能性があります。

注意点:

ポリゴンネットワークでは、イーサリアム・ネットワークで可能な多くのことを実現できますが、手数料が数セントと安価なことが特徴です。

例えば、QuikSwapやSushiSwapのような分散型取引所、アーべのような利回りレンディング・プロトコル、OpenSeaのようなNFTマーケット、さらにはPooltogetherのような「負けなしの賞金ゲーム」などを試すことができます。

ポリゴン・ネットワークを利用するには、互換性のある暗号資産ウォレットに暗号資産を送信する必要があります。その後、手持ちの暗号資産の一部(ステーブルコインなど)をポリゴン・ネットワークに「ブリッジ」することができます。取引を行うためには、いくつかのMATICもブリッジする必要がありますが、手数料が非常に低いため、1ドル分でも十分です。

ソラナ (SOL)

リリース:2018年2月

ソラナ(SOL)は、イーサリアムに対抗するために設計された新しい暗号資産の1つです。イーサリアムと同様に、ソラナは暗号資産であると同時に、Degenerate ApesのようなNFTプロジェクトからSerum分散型取引所(またはDEX)まで、あらゆるクリプト・アプリを実行するための柔軟なプラットフォームでもあります。

その革新的な点はスピードです。イーサリアムが1秒間に15件以下であるのに対し、ソラナは1秒間に約50,000件のトランザクションを処理することができます。(現在進行中のETH2アップグレードは、イーサリアムを現在よりもはるかに高速にするために設計されています。)

ソラナのネイティブな暗号資産はSOLです。この暗号資産は、取引手数料の支払いやステーキングに使用されます。また、「ガバナンストークン」としても機能しており、保有者はソラナコミュニティから提出された将来のアップグレードやガバナンス提案に投票することもできます。

仕組み:

ソラナが高速取引を実現する方法の一つは、プルーフ・オブ・ステークというコンセンサスの仕組みと、プルーフ・オブ・ヒストリーという新しい仕組みを組み合わせたものです。プルーフ・オブ・ヒストリーとは、分散型ネットワーク上のコンピュータ間で時間を管理するためのもので、すべてのコンピュータが通信し、合意に達する必要はありません。

注意点:

イーサリアムと同様に、ソラナはスマートコントラクトと通信できるコンピューティングプラットフォームです。スマートコントラクトは、NFT市場やDeFiからゲームや分散型宝くじまで、幅広いアプリケーションを動かします。

ユーザーがイーサリアムではなくソラナで動作するアプリを選ぶ理由の一つは、速度が速く、混雑が少ないため、手数料が非常に安いことです。(ただし、ボラティリティーやスマートコントラクトの未知のバグが悪用される可能性など、新しいクリプト・アプリケーションやテクノロジーにはリスクが伴うことを、常に念頭に置いておく必要があります。)

ステラルーメン (XLM)

リリース:2014年7月

ステラ(Stellar)は、2014年にリップル(Ripple)ネットワークのハードフォークとして登場したブロックチェーン決済プラットフォームです。非営利団体であるStellar Development Foundationが開発したステラルーメン(XLM)は、世界中の企業や金融機関をブロックチェーンでつなぎ、迅速な決済や低コストの暗号資産の交換を可能にすることを目的としています。

仕組み:

ステラルーメン(XLM)は、Stellarネットワークの活動を促進します。ステラ・ネットワークは、従来の金融システムのネットワークに比べて、国境や通貨を越えた決済をより速く、より安く行えるように設計されたシステムです。

例えば、日本の銀行がステラを使ってメキシコの銀行に送金するとします。ステラは自動的に円をXLMに変換し、ブロックチェーン経由で支払いを送信し、現在の最適な為替レートでXLMをペソに再変換します。ステラは、既存の資産や暗号資産と一緒に使うことを想定しており、ユーザーはあらゆる資産をデジタルで表現したステラトークンを作ることができます。このトークンは、ブロックチェーン上での取引に使用され、いつでも元の資産と交換することができます。

注意点:

XLMは、特に発展途上国の市場で有用であると位置づけられており、国境を越えた取引の低コストな橋渡し役として、ユーザーが希望する通貨で支払いを送受信できるようにすることを目指しています。2021年初頭、ウクライナ政府は、国のデジタル通貨開発のパートナーとしてステラを選びました。

スシスワップ (SUSHI)

リリース: 2020年8月

スシスワップ(SushiSwap)は、イーサリアム・ネットワーク上に構築された非中央集権的な取引所(DEX)です。スシスワップは元々Uユニスワップからフォークされたもので、スマートコントラクトを活用して、ユーザーが仲介者なしで暗号資産を直接取引できる流動性プールを提供しています。

また、ユーザーは流動性プールの提供者となり、同価値の2つの暗号資産ペアを提供することで、誰かがそのプールを利用するたびに報酬を受け取ることができます。これは、分散型金融(DeFi)プロトコルです。

仕組み:

  • スシスワップは、ある暗号資産と別の暗号資産を直接交換するために使用することができます。スシスワップは、ユニスワップが開発したAutomated Market Makerモデルを使用しています。

  •    リクイディティを追加するために、ユーザーは、それぞれ同額程度の2つの暗号資産をスシスワップに送ります。その対価として、リクイディティ・プロバイダー(LP)トークンと報酬を受け取り始めます。

  •   ユーザーは、新たに作成したLPトークンをイールドファームに預け、さらにAPY報酬を得ることができます。これは、ユーザーが長期にわたって流動性プールの一員であり続けるための特別なインセンティブとなります。

注意点:

スシスワップのようなイーサリアムベースのアプリのユーザーは、価格が大きく変動する取引手数料(ガスとも呼ばれる)を支払わなければならず、ネットワークを利用するのにコストがかかることがあります。

DEXにはさまざまなリスクがあるので、事前に調査することが重要です。流動性プールの中で、ボラティリティの高い暗号資産とボラティリティの低い暗号資産をペアにすることで、「変動損失 」が発生する可能性があります。また、スマートコントラクトのバグの悪用や、誰でもトークンを発行できるのでラグプル (プールの持ち逃げ)にも注意が必要です。

シンセティック (SNX)

リリース:2018年2月

シンセティックは、ユーザーがSynthと呼ばれる暗号資産を発行できるプロトコルで、株、コモディティー、インデックスファンド、またその他の暗号資産などの価格を追跡することができます。

また、シンセティックは、投資家がSynthを売買することを可能にしており、従来の証券口座や銀行、ファンドマネージャーを必要とせずに、様々な投資機会を得られる可能性があります。

仕組み:

このプラットフォームでは、ユーザーはイーサリアム・ブロックチェーン上にSynthと呼ばれる合成資産を作成することができます。シンセティックはERC-20トークンの形で、その基礎となる資産の価値を追跡します。価格データは、チェーンリンク・オラクルから取得して供給されます。

新しいSynthを作るために、ユーザーはプラットフォームのネイティブトークンであるSNXの形で担保を提供します。SNXの保有者は、ステーキングによってシステムの健全性の維持に積極的に参加することでインセンティブを獲得できます。

注意点:

Synthは、原資産の価格にエクスポージャーを与えることができますが、シンクに投資することは、投票権を得るような原資産を所有することとは意味が異なります。

テゾス(XTZ)

リリース:2018年6月

テゾス(Tezos)は、イーサリアムに似たブロックチェーン・ネットワークとスマートコントラクトのプラットフォームです。テゾスを使用することで、開発者は分散型アプリケーション(レンディングアプリ、分散型取引所アプリなど)を作成することができます。

テゾスのミッションは、「self-amending blockchain」を作ることです。このモデルでは、プロトコルのアップグレードや変更はすべて、分散型のガバナンスによってオンチェーンで管理されます。

このガバナンスは、すべてコミュニティによって管理されています。XTZは、テゾスを将来どのように展開させるかという決定に対して、

トークンの保有者に発言権を与えるガバナンストークンです。

仕組み:

プロトコルの変更やアップグレードの提案に対する投票は、ユーザーがXTZトークンをロックアップして統治権を確保する「ベーキング」と呼ばれるプロセスで行われます。このプロセスはプルーフ・オブ・ステークの一形態です。ベーカーは、提出したプロポーザルが実装されると、報酬を得ることができます。

注意点:

テゾスは、「完全な非中央集権化」を取り入れた最初のプロジェクトの1つで、スマートコントラクトによって自動的に統合されるプロトコルの変更について、トークン保有者が投票できるようにし、紛争やハードフォークの可能性を大幅に減らしました。2017年のトークンセールでは、2.32億ドルという記録的な売り上げを達成しています。

USDコイン(USDC)

リリース:2018年9月

現在、暗号資産は、決済、分散型サービスやツールの利用、価値の保存などに利用されています。しかし、初期の頃に比べて変動が少なくなったビットコインでさえ、ほとんどのユーザーにとって日常的に利用するには、不換紙幣に比べて変動が大きすぎます。

「ステーブルコイン」と呼ばれる新しい種類の暗号資産は、その価格が基軸資産(多くの場合、米ドル)に1対1の比率で固定されています。USDCは、その名が示すように、ドルペッグされた暗号資産の一つです。USDCは、CoinbaseとCircleが共同で設立したCENTREコンソーシアムの協力により誕生しました。

仕組み:

USDCは、米ドルと1対1で交換することができ、米国の規制対象金融機関の分離口座に保有されているドル建て資産が裏付けとなっています。USDCの目的は、価格変動を抑えることで、暗号資産による支払いの信頼性を高めることです。

USDCはイーサリアムベースのトークンで、イーサリアムのスマートコントラクトで、ブロックチェーンによる支払いや価値の移動させるために利用できます。これにより、ユーザーは暗号資産をウォレットに入れておき、友人に送ったり、分散型の金融ツールやサービスを利用したりでき、使う前に価格が下がるリスクを最小限に抑えることができます。

注意点:

トークン保有者に、いつでも1米ドルを確実に交換できることを保証することで、価格投機の可能性が大幅に減り、結果的に一定の価値を維持する暗号資産です。

ユニスワップ(UNI)

リリース:2018年11月

ユニスワップは、イーサリアム上で大きな人気を得た、最初の分散型金融(またはDeFi)アプリケーションの1つです。それ以来、数多くの他の分散型取引所が立ち上げられましたが(Curve、Sushiswap、Balancerなど)、ユニスワップは依然として最も人気があります。

2021年4月の時点で、ユニスワップは毎週100億ドル以上の取引されています。ユニスワップでは、世界中のどこにいるユーザーでも、仲介者を介さずに暗号資産を取引することができます。(ただし、暗号資産とフィアットの取引はできません)また、ユーザーは流動性プールの提供者になることができ、2つの暗号資産のペアを提供することで、誰かがそのプールを利用するたびに報酬を受け取ることができます。

UNIはガバナンストークンであり、保有者はプロトコルの重要な変更に投票することができます。

仕組み:

  • ユニスワップは、ユーザーがイーサリアムトークンをユニスワップの「流動性プール」に供給し、アルゴリズムが市場価格を設定するAutomated Market Makerモデルの先駆者です。(Coinbaseのような中央集権的な取引所でビッドとアスクをマッチングさせるオーダーブックとは異なります)

  • 暗号資産ウォレットをユニスワップに接続するにはこちらのサイトを利用ください。

  • トークンをユニスワップのリクイディティプールに供給することで、ユーザーは報酬を得ながら、ピア・ツー・ピアの取引を可能にします。

  • 誰でも、どこでも、トークンを流動性プールに供給したり、トークンを取引したり、さらには(イーサリアムのERC-20プロトコルを使用して)独自のトークンを作成して上場させることができます。

  • 現在、ユニスワップでは数百種類のトークンが利用可能で、最も人気のある取引ペアは、USDCやラップドビットコイン(WBTC)などのステーブルコインです。

注意点:

ユニスワップのようなイーサリアムベースのアプリのユーザーが直面する問題の1つに、価格が大きく変動し、ネットワークを利用するのにコストがかかる取引手数料(ガスとも呼ばれる)があります。

この課題の解決策として、ETH2ブロックチェーンへの移行(2022年中に予定)や2021年後半に予定されているOptimismと呼ばれる「レイヤー2」スケーリングソリューションの開発などが準備されています。ユニスワップの開発者は、OptimismによってUniswapの取引が大幅に安価になると言っています。2021年5月初旬、取引をより早く、より安くすることを目的として、Uniswap v3がリリースされました。

DEXには様々なリスクが存在するため、事前に調査することが重要です。流動性プールの中で、ボラティリティの高い暗号資産とボラティリティの低い暗号資産をペアにすることで、「変動損失 」が発生する可能性があります。また、スマートコントラクトのバグの悪用や

誰でもトークンを作ることができるので、ラグプル (プールの持ち逃げ)にも注意が必要です。

ヤーンファイナンス(YFI)

リリース:2020年7月

ヤーンファイナンス(YFI)は、Yearn.financeを動かすイーサリアムベースのトークンで、DeFiプロジェクトへの資金預け入れのプロセスを簡素化するように設計されています。DeFiは通常、かなり高度な技術的知識を必要とします。

Yearn.finance(またはyEarn)は、技術的な知識を持たないユーザーがDeFiプラットフォームにアクセスできる、シンプルで合理的なポータルを構築することで、この問題を解決することを目指しています。一種の「ロボ・アドバイザー」のようなものだと考えればいいでしょう。

仕組み:

yEarnは、洗練されたインターフェースを持つ「イールドファーミング」自動化ツールを目指しています。投資家から提供された資金を、スマートコントラクトを介して様々なDeFiプロジェクトの流動性プール間で自動的に移動させ、投資家にとって可能な限り高いリターンを達成することを目指します。

また、投資家は自動化を利用して、どのプロジェクトに資金を投資すべきかを判断し、最良の取引を得て利益を最大化することができます。

注意点:

YFIはガバナンストークンであり、保有者はプロトコルの構造や運用モデルの変更に投票することができます。ユーザーにはごくまれにしか配布されませんが、既存のYFIは他の暗号資産と同様に売買することができます。

ジーキャッシュ (ZEC)

リリース:2016年10月

ジーキャッシュ(ZEC)は、ユーザーの匿名性とジーキャッシュ・ブロックチェーン上での取引に重点を置いていることから、「プライバシーコイン」として知られています。ZECは、暗号技術の専門家が、ビットコイン・ネットワークのプライバシー問題を解決するために開発したコインです。

仕組み:

ジーキャッシュでは、さまざまな種類の公開および非公開での取引が可能です。公開アドレスから非公開アドレスに「シールドされた」取引を送信したり、取引を完全に非公開にしたり、完全に公開することができます。ジーキャッシュはZero-Knowledge proofs(または "zk-SNARKS")を使用して"シールドされた ZEC取引が行われるたびに、送信者、受信者、および取引額に関する情報を非公開にします。また、ユーザーが支払いを行う際には、オプションで「Memo」フィールドを入力することができます。このフィールドには受信者しかアクセスできないため、FinTechやDeFiの分野で多くの興味深いユースケースに役立つ可能性があります。

注意点:

ジーキャッシュのプロトコルは、コミュニティのニーズに合わせて時間をかけて進化するように設計されています。ジーキャッシュ改善提案プロセスにより、トークン保有者はプロトコルの変更やアップグレードの提案に投票することができます。

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